預かってから4日が経ったが、まだまだ慣れてくれない。怖がると可哀想だと思って、ふれられないのだ。このままだと、別のフォスターに替えるかもしれませんと、通達された!絶対イヤだよ、めちゃくちゃ可愛いのに取り上げないで!一旦、預かった子猫には、もう愛情半端ないから。絶対頑張る。
先輩フォスターたちの助言では、子猫をタオルに巻いて数分、できるだけ長く抱いて慣らしていく方法があるらしい。写真を見ると、やはりリラックスしている顔ではなく、小さいから力で抵抗することはできず、しぶしぶ抱かれている感じである。ここを頑張らないと、可愛い!と、引き取ってもらえないので、フォスターの重要な仕事の1つである。
かと言って、あまり無理をさせるのも可哀想なので、子猫の部屋に連れて行き、自由にさせる時間も作る。とにかく、ここは安心できるところだとわかってもらえたら。
キャットタワーを設置しているので、さっそく2匹で一番上までのぼっていた。少しは慣れてくれたのかな?怖がらないように、ゆっくりゆっくり撫でてみる。逃げずにじっとしている。
ちょっとまだ緊張感が漂っているかな。
心配していた皮膚病は、言われないとわからない程度で、たいしたことなくて良かった。
ワクチンと薬の投与に、担当フォスターの人が来て、めちゃくちゃ怖がっている子猫たちを捕まえて注射を打った。荒療治というか、こんなふうにガンガンやっていかないと進まないんだろうけど。可哀想で心配で涙が出そうだった。弱いなぁ、まだ私は。